螺旋のかけら(9)

嵯仍と牙らいに身体を奪われ、意識を封じられた朔弥と倭京。
念願の“毘周の力”を手にした牙らいたちは、“符蔭の巨樹”の力を引きだし、この世を魔の巣窟にせんとする。
だが雅之の真摯な心に触れ正気を取り戻した貴子の介入が事態を思わぬ方向に導く……!! 朔弥は、そして倭京は、牙らいたちの呪縛を解くことが出来るのか!?禁じられた最後の封印を解き、毘周の完全な力を解放した朔弥と倭京。
だがその力は二人にとって、使うほどに人としての心を奪い、魔物に近づける諸刃の剣だった――!! 二人は魔物と化すことなく、牙らいの野望を砕き、“符蔭の巨樹”を、この世界から救うことが出来るのか……!? 堂々の完結!!西暦1999年、異星人の襲来により人類は滅亡。
唯一生き残ったタイムトリッパーは、異星人に負けない能力を持つ戦士を作るため、人類が滅亡する遥か過去へと旅立つ。
そして、時は西暦1848年、幕末の動乱期――。
風雲児の草壁豹馬は、超能力を持つ子供・由羅と、不思議な赤ん坊を抱く少女・タエに出会う。
タエの抱く赤ん坊の額には、「青竜の紋章」と呼ばれる竜のアザが刻まれていた――!! 壮大なスケールで繰り広げられる新世紀SFロマン!!水無村を後にし、京へやってきた由羅と豹馬。
そして五年の月日が経過――京都所司代脇坂淡路守の用心棒として働いていた豹馬は、半幕派の岩倉具視の不穏な動きをつきとめる。
岩倉具視と、その妹・蝶子は、甲賀忍者を雇い、脇坂の命を狙うが……!!由羅奪回に乗り出した岩倉。
その背後には異星人の影が……。
一方で、由羅を求めて送り込まれる刺客たちと戦い続ける豹馬は、水無村の戦士たちと合流。
連れさられたお咲を救うため、岩倉のもとへと急ぐ豹馬だったが……!? 由羅、豹馬の運命はいかに……!! 大スペクタルのSFロマン、第一部完結編!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011620